お電話(平日 9:00〜18:00)
090-5575-0467
無料相談

ポータルサイトの手数料、
塗装店の粗利からいくら消えるか計算した

2026-09-01|まるっとくん(株式会社エルゴゲイン)頼

「外壁塗装の一括見積もりサイトに加盟しませんか」という営業、よく来ると思います。断る理由も、たまに使う理由も、感覚ではなく数字で持っておくと迷わなくなります。この記事では、紹介ポータルの手数料を売上ではなく粗利ベースで計算します。

手数料の相場

大手の紹介型ポータルの料金体系は、業界メディアの情報を総合するとおおむね「紹介料1〜2万円前後+成約時に工事金額の約10%」です(各社の正式な料金は非公開のため、加盟前に必ず見積もりを取ってください)。年会費や初期費用がかかるサービスもあります。

売上の10%は、粗利の何%か

100万円の外壁塗装工事で計算します。塗装工事の粗利率を仮に30%とすると、粗利は30万円。ここから成約手数料10万円を払うと——

100万円の工事1件の場合(粗利率30%と仮定) 粗利 30万円 − 成約手数料 約10万円 = 残り 約20万円
つまり売上の10%は、粗利の約3分の1にあたります。

これで終わりではありません。紹介型ポータルは同じ案件を複数社に同時に流す仕組みなので、構造的に相見積もりになります。価格勝負に寄れば成約単価が下がり、粗利率30%の前提そのものが崩れていく。手数料と値引きのダブルで削られるのが、ポータル依存のいちばん苦しいところです。

自前の集客と比べる

Google検索広告で問い合わせを取る場合、外壁塗装の問い合わせ1件あたりの広告費(CPA)は1〜3万円程度が目安とされています(首都圏の支援会社の公表実績。地方はもっと安いことが多い)。問い合わせから成約まで数件に1件としても、成約1件あたりの広告コストは数万円。ポータルの10万円と比べると差は明らかです。しかも自前の問い合わせは相見積もりを強制されません——施主の約45%は1社しか比べずに決めるというデータもあります(2023〜2025年の複数調査)。

それでもポータルが合理的な場面

正直に書くと、ポータルが役に立つ場面もあります。開業直後で口コミも事例もゼロのときと、閑散期の稼働の谷を埋めたいときです。固定費なしで案件が来る仕組みは、立ち上げ期には貴重です。使うなら「自前の集客が育つまでのつなぎ」と位置づけて、依存しないこと。成約手数料型ではなく反響課金型を1社だけ、という使い方が傷が浅いです。

まとめ

  • ポータルの成約手数料(約10%)は、粗利ベースでは約3分の1
  • 相見積もり構造による値引き圧力で、実際の負担はさらに重くなる
  • 自前集客の成約単価は数万円程度で、相見積もりも強制されない
  • 使うなら立ち上げ期・谷埋めの「つなぎ」と割り切る

ポータルに年間で払う手数料を数えてみてください。その何分の1かで、自前の集客の土台(口コミ・マップ・料金公開・事例)は作れます。

その土台づくりを月3万円で丸ごと請け負うのが、まるっとくんです。何をやるかは仕事の中身に全部書きました。口コミの集め方はこちらの記事でそのまま使える形で公開しています。